せきららいふ

赤裸々に自分をさらけ出してます。あと日々のことをアウトプットしたりレビューしたりします

心を動かされる演技とはなんだ

土曜日に友人と3人で演技の自主練した。

 

一人が演技めっちゃうまい。

 

あれはなんだ。

 

演じているとこっちまでその気になる

どうやったら、何が要因でそういうことがおきるんだ?

 

音のリズム?だと思っているが、どういう音のリズムがあるとそういう気持ちにさせれるのか?

 

台本との付き合い方を見ると、相当台詞の言い方、音の調整をすごくしていた。

台詞を読み込むというのはこういうことを言うのか?

 

長い台詞のときに特に、いや、そこだけ?いやその長台詞の感情のエネルギーがもっとも高くなってから心を動かされた。

 

表情ももちろん要素としてあるけど、音の波が特に感じさせられた。

そう。相手の心を動かすには波が必要。音の波。

かといって計算されてい台詞を喋るのもそれは違う気もする。感情がともなっていない。

 

「ここの台詞はこういう高低、緩急、強弱をつかって言おう」とかそういうのは違う気がする。

いや、彼は確実にそれをやっていた。

ということは、その計算して台詞を言うのほかに必要な要素がいる。

感情を乗せるという行為が。

 

二つで台詞を言う必要がある。

「計算して、テクニックを用いて台詞を言う」

  +

「感情を乗せて台詞を言う」

これが必要。この両方が備わって初めて相手の心を動かす演技ができる。

そしてこの両方を同時に行うには当然台詞の読み込みが必要。必須項目。

 

読み込まないとここの台詞はどんか感じでいうんだっけ?ということばかりにフォーカスされて感情を乗せれない。

 

自転車の様に慣れが必要。無意識に自転車を漕げるようにここの台詞はこう言おうというのを無意識にやれるレベルにまで達する必要がある。

 

読み込まないと、次の台詞はどこだ?どういう台詞なのか?そっちに気をとられる。

 

演者の心を動かすには台詞の読み込みが必要。

それができてテクニックの計算されたいいかたを付け加えた上で読み込み

一旦台詞を忘れて感情の引き出しを安心してだせるくらいに台詞を読み込む

 

これだ。